新潟市江南区亀田新明町にある、亀田郷土資料館。

現在の亀田郷土資料館は昭和40年代に建築された旧亀田町役場庁舎を改修し利用していますが
合併建設計画事業として亀田アスパークの敷地内に現在建設中の亀田文化会館(仮称)
内に再整備される予定です。
民具・農具を約2,000点、古文書は約6,000点を保有していますが、
それらはすべて地域の方から寄贈されたものなんだそうです。
外正面から資料館の入口のよう見える部分は、実は玄関ではなくて、
建物に向かって右側に入口があります。
するとこの玄関のような部分は・・・?
もともとは旧亀田町役場庁舎の玄関部分で、昭和4年竣工。
よく見ると、外観にはアールデコの香りが漂っています。

昭和4年といえば、新潟市中心部にある国の重要文化財「萬代橋」の竣工年でもあります。
大河津分水の完成によって信濃川下流域の川幅が狭くなり、萬代橋がコンクリート製の橋になった時代。
まだまだこってりとした西洋建築が主流だったと思われる中、こんなお洒落なコンクリート製の役場が亀田に建っていたとは驚きです。
亀田って芦沼と呼ばれるほどに、排水が悪く大変な土地だったのは事実ですが、それだけではなさそうだったということをこの建物は物語っているようです。
(それだけではない部分は資料館の展示でわかりますよ)
さらに、この建物の土台部分は正面からだと道路とフラットな関係ですが、
正面右から見ると段差があります。

さらにさらに、資料館右隣の建物は完全に松に包囲されています。
建物より松が先にあった場所に、ちょっとごめんなさいね〜と間を縫って建てた感があります。
そして現在は無くなってしまいましたが、資料館斜め前の微妙なスペースにも松が数本立っていました。

むむっ、ここはもしや砂丘!?
この昭和4年竣工の建物を含む旧亀田町庁舎は、亀田文化会館(仮称)内に資料館を再整備後、
解体される予定です。

mg
左隣の建物の脇には唐棕櫚が元気に整列建物だけでなく、松も棕櫚もなくなっちゃうのかなぁ。。。
posted by えちごのいちご at 18:00| 新潟

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ちょっとした新潟遺産
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